Elmar 50mm F3.5 で撮った写真たち
最近はもっぱらElmarです。
憧れて買ったElmarなわけですが、思っていたよりも良いというのが正直な感想。
本当にこれが70年前のレンズなのか。
僕のElmarは1946年製です。焼け野原のドイツでこれだけのモノを作り上げたドイツ人には感服せざるを得ません。
先日、バカンスでイタリアに行っていた時の写真です。
以前はα6300にコンデジにとゴチャゴチャと鞄に詰めて旅をしていましたが、そういうのは”クール”でないなと思い、今回はM3にこの沈胴Elmarだけ。
下手したらジーパンのポケットにぶち込める程度の小ささ、軽さ。
食事の写真撮るならコンデジ必要かな…暗い場所でも撮るかもしれないし… なんて考えが旅の支度をしている時にふと浮かびました。
「そういうものは撮らなくていい」
これがフィルムライカと共に旅をするための最適解なんだなと気付かされました。
悩みは白黒とカラーを撮り分けられないことですかね。
M4-Pも持っていますが二台持ちなんて野暮なことはしたくない。
現像した写真を見てウットリする…なんて経験、Leicaに出会うまでしたことがありませんでした。
デジカメのAFでパシャパシャと何百枚も撮っていた小僧が初めて現像から返ってきた写真を見た時の衝撃。
未来があるのか無いのかわからないフィルム写真ですが、この気持ちは是非ともカメラ好きの皆さんに味わっていただきたいと心の底から思います。
フィルムは日本では売られていない フジ SUPERIA のISO200 と KODAK TRI-X